こちらは過去記事になります。
運転免許証切替えオンライン化後(2020年)の情報は、こちらのページをご覧ください。
みなさまご存知の通り、日本の運転免許証をフランスの免許証に切り替えるためには、
免許証の翻訳やその他諸々書類が必要になるのですが、
Photo@http://www.securite-routiere.gouv.fr/より
実は、昨年末あたりから「運転免許証」、「運転免許経歴証明書」、さらには今までほぼ
依頼の皆無だった「無事故・無違反証明書」の法定翻訳のご依頼が急に増えており不思議に
思っておりましたところ、最近になり、複数のお客さまから貴重な情報をいただきましたので、
情報共有できればと思いアップします。
(*2017年9月現在パリ市内切替え時、無事故・無違反証明書は不要との情報もあるようです。確認出来次第更新いたします)。
ただ、これは現時点でのパリ市内の状況で、フランスでは常にケースバイケースが当たり前です
ので、あくまでもご参考程度にお願いします。
(担当者次第→絶対or確実という言葉はここでは忘れましょう。)
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まず、パリ市内での切り替えの際は、フランス裁判所認定の法定翻訳家(traducteur assermenté)
による翻訳しか受け付けてもらえなくなった模様です。
しかも、上記3点の翻訳が必要とのこと。
当方でも必要書類リストを確認しましたところ、確かに運転免許証に関しては、
「法定翻訳家による翻訳」と記載されていました。
「経歴証明」、「無事故・無違反証明書」に関する明記はありませんが(おそらく国により
書類が異なるため)、今まで大使館さんが発行されていた「免許の有効性を証明する書簡」
の変わりとして要求されているようです。
– Préfecture de police de Parisによるフランス語の記載:
“un certificat récent délivré par l’Etat qui a délivré le permis attestant de la validité de vos droits à conduire et sa traduction”
現在、パリでの運転免許証切替えには以上の書類と翻訳が必須になっています。
地方からのご依頼ではまだ免許証の翻訳だけで受理されているケースもあるようですので、
必ず管轄のprefectureにご確認ください。
パリでの免許証切替え手続きの方法はこちらをご覧ください(フランス語)。
Prefecture de policeサイト「D. ÉCHANGE D’UN PERMIS…」
経歴証明書等の情報は、自動車安全運転センターのサイトで確認できます。
(2017年7月27日更新)
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フランスで免許の切り替えを申請できるのは、滞在許可証有効日から1年以内です。
何事も時間のかかるフランス。
- 記事更新時の情報では現在予約が中々取れない状況のようです
突然の追加書類の要求等もありますので是非お早めに手続きされることをお勧めします。
(当の自分は諸事情により期限切れで切り替えできませんでした涙。。。)
免許証等の翻訳所要日数は約2〜3営業日からです。
ご質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。
色々と貴重な情報を教えてくださったお客さまの皆さま、ありがとうございました!