11月は出張のためご迷惑をお掛けしました。
現在、通常営業に戻っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
久しぶりに戻ってきたパリは氷点下になる日々も多く、すっかり冬模様のお天気です。
今月は、普段閉まっているお店やデパートが日曜営業を始め、いよいよクリスマスから年末に向けた雰囲気です。
写真は、当方住所から歩いて5分のところにあるフランスで一番古いデパート「ボンマルシェ」の冬のディスプレイです。
(ちなみに、以前ボンマルシェさんのパンフレットの日本語訳を担当していました。一概に実務翻訳と言っても、企業の内部資料、広報資料、技術文書や定款、契約書だけでなく、ホテルのWEBサイトや美術館の展示パンフレット、レターなどご依頼内容は様々です。)
ところで、みなさんは翻訳に関してどのような疑問やイメージをお持ちでしょうか。
- 自分でもできるのに敢えて翻訳者に外注する意味は?
- 企業として翻訳にどれだけの予算を当てるべきか(内部or一般公開、広告など)。
- 急ぎの案件では、最終稿を待たず翻訳を依頼しても大丈夫?
- 機械翻訳は使える?
- 語学の先生や学生、バイリンガルはみんな翻訳ができる?
- なぜ外国で印刷された日本語訳のレイアウトはおかしなものが多いのか。
こうした疑問に分かりやすく答えた翻訳発注の手引きが、仏翻訳者協会(SFT)等が発行する「翻訳で失敗しないために」です。
せっかく、費用をかけて依頼する翻訳です。
ご依頼前に少しだけ翻訳について理解しておくと、翻訳者や翻訳会社とのコミュニケーションもスムーズにご満足いただける翻訳を受け取ることができると思います。
(「翻訳で失敗しないために(日本語版)」無料PDFダウンロードリンク)
翻訳発注前に確認するポイント(抜粋+加筆)
何の目的で翻訳するのか(情報収集、発信、宣伝、内容把握)。
誰が翻訳を読むのか。
その情報を伝達する必要があるのか(全訳or部分訳)。
読み手はどこの国のどんなグループに属しているか。
翻訳に必要なスケジュールの確保。
プロジェクト全体の予算・投資額(翻訳で失敗した時の損害は?)
本書のオリジナル(英語)は、当方が知る限り、一翻訳者として数多くの国際的大手クライアントを直接取引先に抱える金融翻訳業界の大御所が作成したものです。
お客様にとっても翻訳者にとっても説得力のある内容ですのでぜひ読んでみてください。
当方、翻訳会社でのプロジェクトマネージャーの経験もありますので、ご依頼前のお客様のご不安等を出来るだけ解消できるように心がけて対応しております。
翻訳のご依頼にご不安やご質問のある方、大きなプロジェクト開始前の事前打ち合わせ等をご希望の企業担当者様、まずはお気軽にお問い合わせください(守秘義務についてはこちらもご覧ください)。
tktrad
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